全然大丈夫じゃない！ [ 田坂真理 ]のレビューは！？

40代 男性さん
読んでいて、それほど暗く重い気持ちにもならなかったけど、少し泣けたりすることもありましたが、一気に読み進めることができました。 最後は少しさらっと流した感じの終わり方でしたが、それが、重く残らずに逆に良かったのかもと思いました。

年齢不詳さん
私の母の入院、闘病に色々感じることがあったので共感できるものが多いかともうちょっと期待したのだけれど、さらっとしすぎていたかな。

年齢不詳さん
壮絶な状態のなかでも、その都度目標を持ちながら頑張っている作者さんはすごいなぁと思いました。 私も復職へ背中を押してもらえた気がします。 生徒や保護者の手紙を読んだ後に体に変化が起きるなんて、学校の先生に戻りたいと言う強い意志が病に勝ったんでしょうね。 壮絶だけど、くすっと笑える表現があったり、どんどん読み進めることができる本でした。 おすすめです。

年齢不詳さん
粗削りの文章ですが、人が生きようとする素晴らしい側面を見せてくれました。私の母は胆石が原因で、胆汁が内蔵を溶かし始めていました。胆嚢摘出手術です。布団をかぶっていつまでも寝ている母の様子がおかしいと娘が気がつくまで黙って耐えていた母ですが、その辛さは想像するにあまりあります。ただ母がそのとき何かを書いたとしたら、辛い、痛いとしか書けなかったでしょう。私は思うのですが著者が田坂真理さんを観察している第三者だったら、もっと客観的に、そして辛さ、苦しさをデフォルメして書くこともできたと思います。ただ当事者がありのままに書けば、それはそれで重く、暗くて読むに堪えない本になっただろうとも思うのです。それをユーモアを交え笑い飛ばせる内容にした田坂真理さんは、評価できるのではないでしょうか。