破裂（下） [ 久坂部羊 ]のレビューは！？

年齢不詳さん
面白くて引き込まれるように一気に読んでしまいました。

40代 男性さん
上巻、下巻と数日間で一気に読み上げた。超高齢化対策と心機能回復の新薬の副作用との関係。超高齢化対策を進める佐久間の不気味さ、新薬開発者である次期教授候補のDrのいやらしさ、事態は思わぬ展開へ。医療裁判の行方は。面白い作品でした。

50代 男性さん
専門家ならではの切り口に期待大です。読むのが楽しみ！

20代 女性さん
上巻と合わせて一気に読みました。「高齢者を死なせれば少子高齢化を解決できる」というのはすごい暴論ですが、戦後の日本の医療がおかしかったことが今の高齢化社会の原因、という著者の主張には説得力がありました。きれいごとだけでは高齢化問題を理解できないということがよく分かります。過激な内容ですが、おすすめです。 登場人物を増やしすぎの感があったので、星４つです。

40代 男性さん
高齢化社会をテーマにした小説で、読んでいるうちに近い将来の日本はどうなるのだろうと他人事のように考えてしまいました。上・下と読んでいるうちに面白くなり読むペースが速くなりました。

年齢不詳さん
前作に引き続き、強いメッセージをドキリとする切り口で。

30代 女性さん
医療や裁判といった難しい内容でしたが、最後まで飽きることなく読めました。最後の最後まで考えさせられる面白い内容です。映画化されたら絶対に観たいのに…

30代 女性さん
医療ミス・隠蔽・医療裁判・高齢化社会…色々な問題点が描かれています。とても面白い作品で、どんどん読み進んでしまいました。しかし、読み終わった後に高齢化社会や尊厳死について考えさせられる作品でした。

20代 女性さん
医療関係の小説は、白い巨塔をはじめとしてたくさんあるが、この本はとても内容が濃い。文庫版は上下巻あるが、一気に読める。 医療過誤、高齢者問題、安楽死の是非、官僚汚職、薬物問題等々盛りだくさんである。しかし、その盛りだくさんのテーマを見事にエンターテイメントとしても楽しめる内容にまとめ上げている。 この面白さは、ストーリーの展開もさることながら、各登場人物のキャラクターによるところも大きいと思う。いずれも個性派ぞろいであり、かつ物語の展開とともに本性が暴かれていく様が、とても読み応えがあった。 ぜひ、著者のほかの作品も読んでみたくなる一冊だった。

40代 女性さん
医療訴訟は本当に勝てない、と患者の立場。でも医者側からすれば、訴訟を恐れだすと、治せるものも治せなくなる。ＡＬＬハッピーエンドではないところが、リアリティに富んでいて良かった。息をつく間もなく上下読破した。