あいのはなし [ 凪良ゆう ]のレビューは！？

年齢不詳さん
攻め(プラトニック)とその息子と一緒に暮らす孤独な受けは､ただ攻めとその息子だけが世界のすべてだった｡その攻めの死が受け入れられず､受けと離れたくないという息子｡９才の彼とあてのない逃亡生活を続けた末に、ふたりを過酷な現実が引き裂いていく・・｡ この作家さんらしい作品ですね｡にしても「積木の恋」のあとで続けて読んだのでまたかよ！ってなりましたけど(笑) ド･シリアスです。今回も暗くて重い話ですが深く入り込んで描かれている訳ではないので淡々とした展開です。泣きながら読むのには丁度いいです｡ひどすぎて中断して体制を整えるほどではないという意味で。 なんとなく愛のホラー臭がしますが(笑) 攻めの方の描き方が少し単調でもう少しひねりが欲しかったので☆は４つで。 シリアス好きな方、美人で線が細く倒れそうなのに強がりをいう受けが好きな方はぜひ。

50代 女性さん
切ないお話です。外では読めませんね。涙が止まりませんでした。